治療院3年目のお話です

(平成20年ごろのお話です。2008年45才くらいのときです。)

治療の師匠(14年修行した治療院の院長)から、開業して3年間はぜいたく禁止令がでていました。
3年たったし、あこがれのアフリカ旅行に行きました。
世界で一番治安が悪いらしい都市、ヨハネスブルグまでまず行きました。
秋、ちょうどアフリカの春で、ジャカランタの花が満開でした。日本の桜並木のようなジャカランタ並木をお散歩しました。ジャカランタは満開が1ヶ月楽しめるそうです。

チョベ国立公園でジープドライブもしました。案内人が『こんなに動物たちが表れるのは半年に一度くらいだよ!』と言うくらい、ライオンやキリンや象の大群やら会えて嬉しかったです。
夕方、象たちが泥沼で体に泥水をかけあってました。虫除けになるそうです。30頭くらいの群れ、大人の象たちの間に子供の象を歩かせて、列が遠ざかる風景はとても胸が熱くなりました。

南アフリカで普通の町並みを散歩していたら、
普通に豚いのししの親子が散歩していました。
歩道を歩いてました。

ホテルでは、キャリアウーマンぽい女性の社員が、新人らしい男性社員を叱ってました。
日本人と外国人という区別目線が、いっきに私からとれました。人間関係に国境はないらしい。
(がんばれ!)と心のなかで男性社員を励ましました。

いつか世界中の人とおしゃべりしたいなと思う旅でした。
でも、このとき私はまだすごく人見知りで、日本人とも世間話ができませんでした。
今は少しはできるようになりました。