隣の先生

先日もしめじ友の会にご参加ありがとうございました。『世界中が平和になりますように』次回もこの合言葉でお願いします。

今週は数日茨城県の自宅にいました。姉の住む実家から50メートルくらいのところです。

外を掃いていたら、久しぶりに隣の女性に会いました。

隣に昔小学校の先生だった老婦人が住んでいて、何かと心配してくれます。

私のふるさと東京都杉並区の小学校(私の学校とは違う)で長く先生をしたそうです。

そのせいか、私が生徒に見えるらしく、必死に家族の介護に走り回っている私を心配して『あなた、そんなに頑張って体は大丈夫なの?』と何かと気遣ってくれました。

私が東京にいるときも、認知症になった母が私の家のウッドデッキに座りぼーっとしていると、母の家まで送ってくれていたそうです。(近所の方から話しをききました。)母は夜になるとうろうろしてたみたいです。

先生はとってもおちゃめで、隣との垣根をくぐって『近道なのよ』と話しに来てくれたことがありました。夕方は先生のピアノの音が聞こえてきます。モーツァルトだったり、学校で教えていたような歌の曲だったり、それを聴きながら母の夕飯をつくるのが楽しみでした。

それが今年の夏はピアノの音も聞こえないし、姿もみえなくて、内心心配してました。先生の庭に洗濯物が干してあるし、車が置いてあるのでご在宅だとわかっていました。

久しぶりにお話ししてほっとしました。

大城『今年の夏は暑くて大変でしたね。』

先生『暑かったのはみんなそうよ。生きてるわよ!』

と私の心配が伝わったみたいで、茶目っ気たっぷりにお返事してくれました。