お台場のノマディック美術館に行ってきました。
40ヶ国以上をまわり撮影した、写真展でした。
インドやエジプトの現地の人間と動物が交流している写真で、合成はまったくない、説明もいっさいない、不思議な写真でした。
たとえば、少年と豹が岩の上でよりそっているとか、
ジュゴンとカメラマンが踊りながら、遊んでいるとか、
象の足元で、女性が瞑想状態で水にひたっているとか、
何の恐れもなく、目を閉じて、自然体でいる人間のそばでは、動物も仲間として存在できるらしい。
動物も人も木も水もすべて同じラインで生きている。
ほんというと、はじめは、「へーんなのー、つまんなーい」と見ていました。
ところが見ているとどんどん体が熱くなって、なにかスイッチがはいったようになりました。美術館から出たら、目の前に野草の花々が咲いた広場で、童話の世界のように美しかったです。