自己紹介18

(2006年平成17年~18年あたり、42歳くらいのときのお話です。)

歩合制の指圧治療院にお勤めして、1年半くらいして、突然院長に『おわかりでしょうけど、あと一週間で。』とやめさせられることになりました。
院長が私が以前働いていたヒーリングサロンに興味を持ち、数か月前ヒーリングに通いはじめてから様子が変でした。とてもヒーリングサロンのオーナーに気に入られたようで、嬉しそうにセッションの話しをしてくれました。
夢見る夢子さんのようなふわふわした感じになり、そして私になぜかリストラ宣言しました。
私はチャネリング能力がまだなかったので、寝耳に水でびっくりしました。だけどチャネリング能力がないことに劣等感を感じていたのもあり、『おわかりではありません』と言えず、泣きながら承諾しました。すごく私の指名が多くて、とってもひまな治療院の売り上げの半分くらい私の仕事だったし、特に大きなミスもしていなかったと思います。

同僚の人たちが心配してくれました。 
ファミリー寿司の大きなセットを買ってきてくれて、手が空いてる人で集まって『と、とにかく食べよう!』と一番年長のおじさん指圧師がうながして、みんなで黙々と美味しく味わいました。
私も泣きながらいっぱいごちそうになりました。

食べながら(もう人に使われるのやだな。自分で治療院やろっと)と決めました。

その夜、自宅でどんな治療院をつくりたいかリストアップしました。

つづく