前世

前世が人間でなかった人は、生きずらさを感じていたり、なにがなんでも前世の生き方をつらぬいていたりします。人間以外の人生の前に、何回か以前人間を経験した魂はそれなりに順応できてます。どんな存在に生まれるかは魂が選べるのです。動物も植物もありです。

人間初心者の場合、人間の理屈が通じないことが多いです。理解できなくて憤慨することもあって、治療院でその人生相談をしたりします。『人間を休憩』できるははごころ治療院でほっとして、本音をポツポツと話してくれます。

植物だった人は、事件が起きても、のれんに腕押しという感じです。『なんでみんなしゃかりきになんとかしようとするわけ?』と頭をかしげてます。植物だったときは、自然の流れにまかせて生きるしかなかったからだろうなあと、お話しをきかせていただきます。

飼い犬だった人は、人間に忠実であろうと頑張りすぎて疲れています。野犬だった人は、『自分は自分、人は人』と我関せずだったり。

池のフナだった人は、人間は必ずえさをくれると信じていて、なぜか働かなくてもご飯を食べさせてくれる人に恵まれます。食べさせてくれる人がいなくなりそうなので、どうしようかな?と相談にくるのですが、たぶんすぐに次の飼い主が見つかるでしょう。

自分の生き方に疑問をもっていない、迷いのない人は、あり得ないような現実をつくれるらしい・・・

ときどき内心びっくりしながら、人生相談の仕事を続けています。