愚痴をいえないとき

 愚痴を言いたいけど、言えそうな相手がいないときは、自分にメールや手紙を書いてみるといいですよ。お約束は、「自分にうそをつかないこと」・・文章にすると意外と汚い言葉がでてきて幻滅したりしますが、気にしないで本音を吐きだしていきましょう♪
あとはメールを削除したり、手紙なら破り捨てると、すっきりさわやかです。
そして、あんまり愚痴がたまると、大切な人を傷つけたくなることもあります。
介護している親だったり、
かわいい赤ちゃんだったり、
そんなときは4次元を使います。
イメージのなかで、いじめると楽になり、相手へのダメージはありません。
つらい思いのエネルギーが体から出ていくので、セルフヒーリングになります。
けして3次元で実際に行動しないでくださいね。
どうしてもつらければ、私にメールをくれても大丈夫です。返信は「大丈夫だよ~」くらいですけど、よかったら愚痴メールしてください♪  どなたでもどうぞ♪
南アフリカで鍼灸治療をしていた日本人の植田智加子さんは、異国でシングルマザーになり、子育てに奮闘していたとき、子どもを抱いた開業医と出会ったそうです。
『初対面なのになんでも話せるような気やすさを感じて、
私は、「自分が寝不足のときに子どもに起こされてなかなか泣きやまないと、とても平常心ではいられない」というようなことを、実際より少し控え目に話した。
医者は人懐っこい笑顔でこう言った。
「私は頭の中で何度泣きやまないこの子をつかみ上げて壁に投げつけたかわかりませんよ。朝になって子どものかわいい寝顔を見ると、実際にやらなくてよかったと思いますね」
この話を聞いてからは、泣き叫ぶ息子をたたいてやりたいと感じても自分が異常なのではないかなどとは悩まなくなった。
そしておそらく悩まなくなったことで、精神も安定を取り戻したのだろう。
子供をたたきたいなどとはまるで思わないようになった。』
(海鳴社「南アフリカらしい時間」植田智加子著)