のぞみの家

 毎年5月に、寄付金を届けがてら、治療院のそばの児童養護施設に遊びに行きます。
今年も、有志の方々からの寄付金と患者様からいただいた施術料金を合わせて、20万円を届けてきました。
 戦後、アメリカ人の牧師さんが戦災孤児を育てたのがはじまりだそうです。
そのあと、日本人の牧師さん夫妻が後をついで、もう55年になります。園長先生もお元気でした。
のぞみの家は、明確有効な寄付金の使い方で国から表彰されています。皆様の善意を有効に使っていただけると思います。毎年ご協力をありがとうございます。
 今回は道路拡張工事の影響で、事務室を建て替えていて、はじめて奥の応接間でお茶をいただきました。美智子妃殿下(当時)がご訪問時に腰かけられたソファに座らせてもらい、世間話に花が咲きました。
 後日園長先生から、丁寧なお礼状が届きました。
 前文ご免下さいませ。
 この度は御厚情を賜りまして、誠にありがとうございました。
いつも子どもたちのことを思って下さり、感謝しております。
子どもたちのために、大切に使わせていただきます。
 また、お足もとの悪い中をわざわざ園までお越し下さいまして、恐縮でございます。
お久しぶりにお会いでき、お話をすることが出来ましたことを、嬉しく思っております。
 お陰さまで、子どもたちは皆元気に過ごしております。
 ゴールデンウイークは、小学生はウオーキングフェスタに参加をし、皆で10キロの道のりを完歩いたしました。
 また、それぞれ映画を観に行ったり、昭和記念公園に出掛けたりと、楽しい連休を過ごしたようでございます。
 季節の変わり目でございますので、どうぞ御身大切にお過ごしくださいませ。
 まずは右御礼申し上げます。
 平成26年5月14日
                                   のぞみの家
                                      園長 山崎泰子