観念のリリース体験談2

新しい職場になりましたが、行った日から、職場の雰囲気が冷たく感じました。ロッカーの扉も開きにくいし、椅子も調子が悪い。初めてのことばかりなのに、積極的に教えてくれない。

聞いても、忙しそうに返される。その中で、特に感じの悪い人が2人。10人いる職場で、ほとんどの人が異動することなったのに、私の苦手な2人は残ることになりました。先生に相談したところ、私の被害者意識の暗転循環を改善する時が来ていると教えていただきました。無意識で(感じの悪い)2人を責めていることも教えていただきました。この状況を見て、深く腑に落ち、心から「私が変わる時だ!」と思いました。

すると!突然、2人の様子が変わりました。ただ気づいただけで、すぐその変化がありました。朝の通勤で後方から声をかけてくれました。いつも笑顔で接してくれます。その人自体の雰囲気が変わりました。いつもイキイキしていて、仕事にも自信がついたようにいつも元気です。不思議なことに、今では、前から感じの良い人のようなんです。

もう1人とは、2人で出かけることがあったのですが、はにかみながらもいっぱいお話をしてくれました。そして、この人も職場での雰囲気が変わって見えます。私自身も、職場の様子を穏やかに見ることができるようになりました

(後日のメール)先生に、起こった変化を文章化したら、また更に良い方向へと変化しています。例の2人とは、かなり普通になりました。私はその2人は、やはり苦手で、話す時、緊張する部分もあるけど、愛おしく感じる部分もあります。その他で、私の感覚が変わったことを報告します。

入ったばかりの時に、とても親切だと思っていた2人がいます。そのうちの1人は前に見てもらった職場の長です。その長は、思いが熱すぎるところもあるけれど、とても優しくて、なんだかんだ言っても懐が広くて、人間くさいところが魅力です。

もう1人も、初日に優しい言葉をかけてくれて私はその人の存在を頼りにしていましたがその人も、被害者タイプだと感じます。

その人は、自分が過去にいじめられたと思っている人を強く非難して、そのうわさで他の人は不安に感じています。わたしは、やはり人には色々な面があることがわかりました。そのタイプにいいも、悪いもないと気づきました。もうひとつ、感じたことの報告です。

わたしの仕事のポジションは、2年の間に、4人変わっています。うち2人は、かなり思いが強い人で、職場に馴染めず、メンタルを壊して、もめてやめています。その人たちの残した文章を読むと、とっても重たくて、被害者意識を感じました。必死でしがみつくような感じがしました。

そのうちの1人は、わざわざ辞めるのに、自分の被害者意識丸出しの文章を、パソコンの引き継ぎファイルに残していました。私はそれを昨日、読みました。その時、わたしは、なにか古いパターンを自分が乗り越えた感じがしました。ちょっと俯瞰して、苦しんでいるその人が見えました。自分と重なるところもあって、追体験してるみたいだけど、飲み込まれず、本当に冷静に見れました。

私は、自分の思いに酔わなくなってきた気がします。何度も形を変えて繰り返してきたパターンを変えることができそうです。