人のぬくもり

最後に人を癒すのは、「人のぬくもり」だなあと、つくづく思うことがありました。
以前一度ヒーリングさせていただいた方からメールがきました。
とても追い詰められて、苦しい状況が書かれていました。
どうしたもんかなあと、とりあえず思いつく言葉を返信しました。
その日仕事が終わり、治療院の戸締りを終えたとき、
『行こう!』とハートが決心しました。思考はとまり、カルテをめくり、その人の住所に直行しました。玄関まできて、電話しました。「今から会えませんか?」と。
後日その方からいただいたメールです。
「私はもうぎりぎりのところで精一杯生きてきて、一つ解決するとまたなにか起きて、つらすぎて、もう無理、なんだかもういいと、こんなに頑張ったのだから、もう十分だよ死んでいいよと自分に言いました。そのときに大城さんが玄関の前に立っていました。「いま玄関の前にいます」と。パンチされた衝撃でした。もしかして私はまだ生きていいの?明日の朝まで私は生きられないと、ぎりぎりのところで大城さんが現れたんです。それがどんなことかわかるでしょうか?生きようと思ったんです。生きてさえいればなんとかなるかもしれないと。あのとき困難を乗り越える力をいただきました。」
本当なら患者さんにこのような個人的な行為はするべきではないのだと、今の頭ではわかるのですが、あのとき思考がとまり考えられませんでした。私のどこかで「間に合わない」と判断したのでしょう。最後に必要なのは、エネルギーを整えるとかよりもなによりも人のぬくもり、人の生の声なのだと身にしみました。

瞬間湯沸し器

久しぶりにいらしたTさん、体の中の怒りエネルギーが爆発しそうに、ぱんぱんになってました。
ヒーリングしたら、中の騒ぎが収まり、足の方に流れ出しました。
足の裏に手をおいてヒーリングをはじめたら、お尻の辺りから、にぎやかな音や声がして、それらが膝の裏あたりから外にでてきました。
小さな霊たちが、鎧かぶとを身につけ手にヤリや刀を持っていました。
どうもTさんの中で、内臓をつついて遊んでいたらしい・・・
ガチャガチャと鎧の音、
「面白かったね」「うん、楽しかったね」「またやろうね♪」「もうちょっとで爆発したね♪」
おおしろ「とても腹が立つことがあったようですね。我慢して、怒りの自爆テロ状態でしたよ。」
Tさん「うん、まあね。いろいろと。昔は俺も短気ですぐ怒りを爆発させるから、『瞬間湯沸し器』というあだ名だんだんだ。最近はおとなしくなったよ。気がながくなったのかな。」
おおしろ(ちっとも気が長くなってない!!)「こんなに我慢すると内臓に悪いですよ。」
Tさんは、昔十数人の不良相手に一人で決闘した、勝った話をしてくれました。けんか好きの強い少年だったようです。今もそうかも♪

道元禅師のお袈裟

その日は、道元さんのお袈裟が、一年に三日だけ、所有するお寺に里帰りする日でした。
(いつもは県立美術館にあります)道元さんは、約800年前、仏道を身につけるための修行の場である永平寺を建立された方です。
仏像の前にお供えしてあるお袈裟からは、どっしりとしたきらきら輝くエネルギーが湧き出ていました。圧倒されるパワーに、道元さんの情熱は今も健在なんだ!と感動して見入ってました。
ご住職「触れてもいいですよ」と、白い手袋を貸してくださいました。
手袋をはめて、触ってみました。ふわっと柔らかい感触とともに、体がしゅわしゅわと反応しました。
「さあ、ここからまた出発しよう!」私の心の奥から声がしました。
お寺の階段を降りる時に、私はなぜか黒い袈裟をきていました。(ビジョンです)
お寺から帰宅すると、私のお気に入りの座椅子で、お坊さんの霊が座禅していました。
(部屋の浄化が必要だね♪)と窓をあけて空気を入れ替えました。
なんとなく邪魔したくなくて、私は向かいの両親が来た時使う座椅子に足を投げ出して座り、
道元さんの本を読んでいました。
ふっと目の前に黒い袈裟があり、見上げると、お坊さんの霊が叉手(胸の前で左手の甲を右手の平で隠します。)して立っていました。
(座禅の休憩に歩くのかな・・・)
2,3歩進んで消えました。
dougen.jpg

めいそう

いつでもどこでも瞑想状態になるくせがありまして・・・
友達の家に向かう井の頭線の中で、ゴトンゴトンと単調な音と振動を感じているうちに、いつしか瞑想状態になりました。
久しぶりに地球から出て、宇宙をただよっていました。
ひゃ~、気持ち良い~
おおしろ(危険かな・・・)
体に残してある意識で、つり革にぐっとつかまり電車の床をしっかり踏みしめました。あまり肉体が手薄になるといろいろなエネルギーの影響を受けることがあります。
気持ちよくてその日はそんな感じで遊んでました。
宇宙はすごい速さで変化しているのに、どうしてゆったりとただよっていられるのか、よくわかりません。
普段は地球にくっついたまま宇宙を移動しているから、なおさらよくわからんです。
これからは、もっと宇宙の変化を意識して生活しよう
そんなふうに思いました。

宇宙存在

ある朝治療院に着いたら、すべてがぴかぴか光っていました。
ときどき治療のサポートに来てくれる宇宙存在からの光りのギフトです。
いつもは、前の日の私の緊張感や疲れのエネルギーがどうしても残っていて、うっとうしいのですが、
みじんもなく、
なんてきれいなんだろう!なんて気持ち良いんだろう!
しばし呆然としていました。
掃除しなくてもいいかもと思いながら、ぱっぱかぱっぱかとうそのようにお掃除もはかどりました。
この宇宙存在は、楽しい!楽しい!と小躍りしているようなエネルギーです。わくわくして、遊びにきてくれる前後は私もかなりワクワクします。
宇宙存在の姿をチャネリングできる患者さんは、「本当に楽しそうに、『また来てね~』って手を振って見送ってくれてる~」と感激します。
すべての存在は、すばらしいから存在している。良いも悪いもない。
宇宙から愛され、認められ、守られている存在だということを、歓喜の存在だということを、この宇宙存在は感じさせてくれます。本当にありがたいです。
ありがとうございます。